今日は運命のグループリーグ第3戦。
日本対スペイン戦がある日。
今日といっても正確には深夜4時キックオフなので、
明日の朝になるんですけど、細かいことはお気になさらず(笑)
前回は歴史的勝利をあげたドイツ戦の前半戦だけを振り返りました。
ということで、今回は後半戦を振り返りたいと思います。
一応、前回の記事も載せておきますのでご覧いただければと思います。
それでは後半開始です!!
1.日本対ドイツ~後半戦~
さあ、後半戦です。
正直、前半戦はドイツに攻め込まれる時間が多く、
あまり見せ場がなかった日本。
ハーフタイムで前半戦の修正を出来ているか。
ハーフタイムで選手交代があります。
久保選手→冨安選手の交代。
あれ?久保選手と冨安選手を入れ替えるとしてフォーメーションはどうなるんだ。
この時点でディフェンスの選手が5人いることになります。
4バックから5バックに変更するのか?
ただ、負けているのに守備を固めるのもおかしいなと思いながら試合が始まりました。
どうやら4バック→5バックではなく、4バック→3バックにして、
両サイドバックをウイングバックにして攻撃に枚数をかけようというフォーメーションのようです。
ちなみに前半開始時のフォーメーションはこちら。
これは日本代表のオーソドックスなフォーメーションです。
ここから大幅にフォーメーションが変わることは多くなかったのですが、
ワールドカップの大一番、森保監督が動きます。
両サイドの選手をウイングバックにすることで、
状況によって3バックや5バックへと臨機応変に変えることが出来ます。
それにより攻撃への枚数を増やそうという意図があったのではと思います。
そして、後半開始から前半ではあまり前からプレスをかけていなかったのですが、
前からのプレスをかけていきました。
それにより相手のゴールに近い位置でボールを奪うことができ、
前半よりもシュートチャンスが生まれました。
ハーフタイムで何か指示があったのかなと思いながら見ていました。
ここから、森保監督は早め早めに交代のカードを切っていきます。
まず、後半12分に長友選手→三笘選手、前田選手→浅野選手という交代。
攻撃的な選手を2枚交代してきました。
おっ、点を取りに来たなと思いました。
浅野選手はスピードのある選手、三笘選手はドリブルが上手くサイドからチャンスを演出できる選手。
ここから反撃してくれ!と思いながら見ていたのですが、
ドイツも中々攻撃の手を緩めてはくれません。
ドイツも再三日本のゴールに迫り、権田選手のセーブ4連発等もあり、
何とか失点を防いでいる状況。
本来、攻撃的な三笘選手が中々攻撃に移れず、守備に回る場面が多く、
もやもやした状態が続きました。
そして、ドイツが選手交代を行いました。
僕的にはこの交代の意図があまりわからなかったのですが、
日本にはもう勝てると思い交代したのかなと思っていました。
しかし、この交代がドイツにとって仇になるとは・・・
日本は後半26分に田中選手→堂安選手、後半30分に酒井選手→南野選手を交代。
攻撃的な選手を次々と投入し、完全に点を取りに行きました。
さあ、ここで問題なのが日本のフォーメーション。
この記事を書いている時は、落ち着いてフォーメーションを考えられているので、
こういうフォーメーションでしたとお伝えできていますが、
試合の観戦中は、この選手を変えてこの選手が交代、あれポジションは?
今までの起用だとポジションが被ってないか?等々、
めちゃめちゃ混乱していました。(笑)
恐らく、それはドイツの選手も同じだったのではないでしょうか。
日本が今までにない戦術を仕掛けてきたので、
フィールド内の選手も混乱しているようでした。
最終的なフォーメーションは、3-1-1-4-1みたいな感じだったのではと思います。
この大胆な戦術により歓喜の瞬間が。
後半30分、左サイドでボールを受けた三笘選手がドリブルを仕掛けます。
中にカットインしながらドリブルしている際に、
ディフェンスの選手の裏に南野選手が動き出し、そこにパス。
南野選手がボールを受けシュート、しかし、相手の相手のGKに阻まれます。
が、GKの選手がボールを弾いた先に堂安選手が!
堂安選手がこのボールをシュート!なんとゴール!!
日本が同点に追いつきました!!!
ほんとに素晴らしいゴール。良い形で再度を崩してのゴールを奪うことが出来ました。
よっしゃあ!!とテレビの前で叫んでしまいました。(笑)
これでスコアは1-1。
ドイツ戦は引き分けなら十分と思っていたので、これは嬉しいゴール。
交代選手で点を取ることができ、起用もハマりました。
後はこのまま失点せず引き分けで終われればいいなと思っていましたが、
今回の日本は一味違う。この後にさらなる歓喜の瞬間が。
後半38分。劇的なゴールが生まれます。
日本の自陣からのフリーキック。
ボールを蹴るのは板倉選手、浅野選手がディフェンスの裏に走り出しており、そこへロングパス。
この後ろからの難しいボールを浅野選手が上手くトラップ、
相手のディフェンスに詰められながらもうまく体を入れつつゴール前まで運びました。
そして、浅野選手がシュート!なんとこのシュートがゴールに吸い込まれました!!
試合を見ていましたが、最初はん?入ったのか?入ってるやん!!となりました。
あまりにもすごいシュートだったので、入っていることがわかりませんでした。(笑)
リプレイをみても、そこしかシュートコースはないと言えるぐらいのスーパーゴール。ゴラッソ!
これにより日本が逆転!!!
2-1となりました!
まさかまさか、逆転までしてしまうとは・・・
試合が始まる前の自分に言っても信じてもらえないでしょう(笑)
時間も時間なので、あとはこの1点を守り切るのみ。
もちろんドイツも負けるわけにはいかないので、点を取りに来ます。
ここからは全員守備ぐらいの気持ちで!
ただ、選手も疲れが見えるので、頑張って守ってくれ!と祈るばかり。
45分が経過し、後はアディショナルタイムのみ。
何分あるのか、アディショナルタイムは7分!
長い、今回のワールドカップはアディショナルタイムが長いです。
早く終わってくれーと願いながら試合終了を見守っていました。
そして、ドイツの猛攻をしのぎ切り、試合終了のホイッスル。
ワールドカップの大事な初戦、日本は劇的な勝利を遂げました!
2.試合終了、試合を振り返って
負け予想が多かった中で、劇的な勝利!
日本やりましたね!!
僕も引き分け予想だったので、勝ってくれてほんとに嬉しいですね。
この試合のMVPを選べと言われると、日本の選手全員!と答えたいところですが、それではちょっとダメですよねー(笑)
一般的には逆転ゴールを決めた浅野選手となると思います。
僕もあのゴールは素晴らしいし、MVPでも文句なしです。
他の選手でMVPクラスの選手を選ぶとすると
遠藤選手と三笘選手、権田選手ではないでしょうか。
遠藤選手は守備での貢献度が素晴らしかった!
前半はドイツの選手に翻弄される場面もありましたが、
後半は相手の攻撃の芽を潰し、ピンチを防いでいてくれました。
三笘選手は1点目の起点となったドリブルを始め、攻撃での貢献はもちろん、
守備での貢献も高かったです。
良いディフェンスからボールを奪う場面が何度かありました。
そして、権田選手。1失点で終えることが出来た立役者だと思います。
後半での好セーブ連発で日本にいい流れを引き寄せることが出来たかなと思います。
やはり、2失点目を相手に与えていたらこの逆転劇は生まれなかったと思うので、
素晴らしいプレーでした!
正直、前半と後半で全く試合の展開が違っていて、
観ていてハラハラする試合でした。
初戦を取ったことでグループリーグ突破がぐっと近づきました!
と、コスタリカ戦の前までは喜んでいたのですが・・・
まあ、コスタリカ戦に関しても振り返り記事を書く予定なので、
そこで詳しく書ければなと。
この試合に関しては素晴らしい試合でした!
まだグループリーグ突破の可能性はあるので、
今夜のスペイン戦も応援したいと思います!!